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福山市鞆でロウバイ満開 '06/1/26

 黄色い花びらがろう細工のように見えるロウバイが、福山市鞆町後地の山中で満開となった。海からの寒風が吹き抜ける中、一帯に甘い香りを放っている。

 鉄鋼団地から西方、瀬戸内海を見下ろす山の中腹の畑。幅一メートルの通り道の両側、約八十本のロウバイ並木が続く。アーチ状に重なり合った枝に厚みのある花々が咲き誇る。青空と鮮やかなコントラストを描き出し、カメラを構える人たちの姿もあった。

 夫婦で訪れた福山市新市町、若林弘さん(68)は「こんなに群生しているのは初めて見た。迫力があり感激した」と見入っていた。

 畑を所有する同市水呑町、主婦加藤和子さん(70)によると、厳しい寒波の影響で開花は平年より一カ月遅く、見ごろは今月末まで続くという。付近に駐車場はなく加藤さんは「車で訪れるのは控えてほしい」と呼び掛けている。(川手寿志)

【写真説明】時折、寒風に枝をなびかせながら、甘い香りを漂わせるロウバイ(撮影・天畠智則)

   

2006年1月26日中国新聞 インターネット版より 引用