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鯛網を前に漁網の手入れ 福山 '06/4/14

 五月に福山市鞆町沖で開幕する「観光鯛網(たいあみ)」を前に十三日、地元鞆の浦漁協の組合員らが沖合の仙酔島で漁網の手入れをした。

 そろいの青い法被と赤い鉢巻き姿で、約二十人が参加。長さ千五百メートル、幅百メートルの網を砂浜に広げて、網目の破れやほころびを見つけ、手際よく竹針で繕っていった。

 鯛網は、約三百七十年前の江戸時代初期から同町に伝わる伝統漁法。海中に下ろした網にタイを追い込み、二隻の船で両端から巻き上げる。船団長の深田義人さん(71)は「迫力あるタイを引き揚げる場面を、瀬戸内海の景色と併せて楽しんでほしい」とPRしている。

 今年は五月三〜二十八日に開く。昨年は約一万二千人が訪れた。市観光協会Tel084(926)2649。(赤江裕紀)

【写真説明】そろいの法被を着て網を繕う漁業者たち

2006年4月14日中国新聞 インターネット版より 引用