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国重文「太田家住宅」ライトアップ '06/8/13

 福山市鞆町にある国の重要文化財「太田家住宅」が十二日、ライトアップされた。江戸時代に栄えた港町の商家が柔らかな光に包まれ、夕闇に映えた。

 太田家の一般公開を始めて来春で五周年になるのを前に、管理する「太田家住宅を守る会」(大井幹雄代表)が初めて企画。玄関にちょうちんをつるし、母屋の一階と二階にあんどんをデザインした電飾を配した。

 この日は、非公開にしてきた二階も特別公開。地元の招待客ら約二百人が訪れ、居間の障子戸などを見学し、窓からは港の全景を眺めた。福山市内に帰省している東京都江戸川区の会社員高橋基浩さん(26)は「温かな光が幻想的で江戸時代にタイムスリップしたよう」と満足そうだった。

 十三日午後六時半からは一般客を対象にライトアップと二階の特別公開をする。入場料は五百円。(中島大、写真も)

【写真説明】ちょうちんや窓越しの明かりで夕闇に浮かぶ太田家住宅(12日午後7時25分)

2006年8月13日中国新聞 インターネット版より 引用